jj1gujのブログ

アイコン画像は音速の奇行子 様よりいただきました

就活エントリ

TL上の人々がよく書いている就活エントリなるものを書いてみます.

最初に

先日某社から内定をいただいて卒業後の就職先が決まりました! やったね!
Web系?のエンジニアになる予定です.

このエントリではまず就活開始してから内定をいただくまでの流れを書いて, その後でESに書いたこととか面接で聞かれたこととか感想とかを書いていこうと思います.

就活中の基本スペック

内定をいただくまで

4月くらい

就活の存在は知っていたもののやり方が分からなかったので研究室の先輩にやり方を聞いてみる. 理系専用の某就活サイトを勧められたのでとりあえず登録した. あと先輩からpaizaでSランクまで上げとけって言われたのでちょっと頑張ってAランクまで上げた. そこから先は少しモチベーションが下がったので諦めた.

中旬くらいに弊学生限定の企業とのミートアップイベント?的なものに誘われ, 参加する. みんな強そうな見た目をしていた上に来てくださった企業もどこもいかつくてこれ厳しくないか?というお気持ちになる. インターンの宣伝が主体だったものの自分が合格できるビジョンが見えなかったので結局応募しなかった. ちなみに確かアマギフを頂いたのでお得だった.

5月

なんとか間に合ってWCSC(将棋AIの世界大会)に出場できたのでそのことを就活サイトに書いていく.

6月

大手SIerからスカウトが来たので話を聞いてみる. AI系の職種でしっかりと僕の持つスキルなどを見てくださっていて印象が良かったのでインターンに申し込んだ.

7月

この時期くらいに申し込んだインターンの合否結果がきた気がする. なんだかんだで合格し安心する.

中旬くらいにゲームだったりインターネット関連だったりを幅広く取り扱っている某大手からスカウトがきたのでカジュアル面談をしてみる. あまり自分と合わなさそうだったので結局何もしなかった.

8月

お盆の期間中に夏休みの自由工作&インターンでのネタ作りのため開発していたオセロソフトをブラウザ上で対戦できるWebアプリを開発する. Webアプリの開発経験があまりなく, 右も左もわからなかったのでつよつよの友人に聞きながら完成させた. これがきっかけでWeb系も面白そうだなというお気持ちになった.

下旬にインターンがあったので参加. 主にコンサル系の上流工程の内容でしかもあまり時間がない&コーディングをする機会がほとんどなくかなりきつかった. あと, 他のインターン生の中で強い人だったりプログラミングとかが好きな人を観測することができず, 仮に入社できたとしても楽しくなさそうだなと感じて少し志望度が下がった.

このインターンをきっかけに実装メインのインターンがないか探し始める.

9月

1社実装メインのインターンを応募してみるもののコーディング試験で無事お祈りされる. かなり業プロ経験がないと気づけないような要素で落とされたのでつらかった.

途方に暮れていたところに現内定先からスカウトがきて, しかも実装メインのインターンにお誘いいただいたので迷わずエントリーする.

10月

この時期くらいからpaiza経由でスカウトくださった会社と徐々にカジュアル面談を行う.

上旬に8月にインターンに参加した某社からインターンで優秀だった人向けの早期選考説明会兼イベント的なものに招待されたので参加を申し込む.

中旬に現内定先のインターンの選考に合格したので参加する.

11月

10月にカジュアル面談を行った会社の選考を受け始める.

上旬に10月に申し込んでいた早期選考説明会兼イベント的なものに参加. 選考がかなりつらそうだったので選考は見送った.

中旬に現内定先のインターン(2回目)に参加する. インターンで参加者特典としていくつか選考をスキップできるとのことだったので選考を受けてみるかというお気持ちになる.

下旬くらいに選考を受けた1社からお祈りされて悲しくなる.

12月

何してたっけ…? 年末に1社最終面接があったので受けに行ったことだけ覚えてる.

1月

中旬くらいに年末に最終面接受けた某社からお祈りされて悲しくなる. この時期くらいからかなり焦っていて将来の不安を感じていて夜もあまり眠れなかった. ひとまず現内定先の選考にエントリーする.

paizaでスカウトをくださった某社の選考にエントリーし, ESでFortranへの愛を叫ぶ. これのおかげかわからないが1つ選考をスキップして3次選考を受ける.

2月

再びpaizaでスカウトをくださった企業とカジュアル面談をしたり選考にエントリーしたりする.

上旬くらいに現内定先の一次面接を受ける. 最初に自分が使っていた仮想背景に触れてくれたり, 面接自体かなり盛り上がったりしてものすごく手応えを感じた.

翌日に一次面接合格だよって連絡きて流石に早すぎないか…?というお気持ちになる(めちゃくちゃ嬉しかったです)

下旬に二次面接を受ける. 個人的にあまり上手に受け答えできず, 落ちたかもしれない…というお気持ちになる.

この翌日に別の企業の4次面接を受ける. 面接中にうちより研究職のほうが向いているんじゃない?とか, 結構好奇心だけで突っ走ってる印象だけど本当にそれで大丈夫?とか言われて心が折れる.

3月

さすがにどこも受かる気がしないというお気持ちになり, もう1社エントリーする. その直後くらいに現内定先から内定の連絡を頂いて就活が終了.

ESに書いたこと

エンジニア職の選考だったため, 好きな言語・得意な言語だったり今まで自分が開発したものだったりという設問がメインだったので正直にやってきたことをかきました. 好きな言語・得意な言語では他の人と被るのが嫌だったのでPythonとかC++とは回答せず, あえてFortranと回答していました. 自分が受けた企業がWeb系が多かったため, 主に数値計算の用途で使用されているFortranを他の応募者は触ったこともなく, 人事の目に留まりやすいのではという読みも若干ありました. ちなみにこれが効果があったかどうかは知らないです.

面接で聞かれたこと

4社ほど受けた中で共通して聞かれる質問もいくつかあったため, これから就活に望まれる皆さんはこれらの質問の回答を考えておくと幸せになれるかもです.

  • 入社したらどのようなことをしたいですか?
  • 現所属に入学したのはなぜですか?
  • なぜ博士課程に進学しないのですか?
  • 大学ではどのような授業をとっていましたか?+そこから突っ込んだ質問(どんなことを頑張ったかなど)
  • 競技プログラミングを始めたきっかけ
  • 就活の軸はなんですか?
  • 他にどのようなところを受けましたか?
  • 御社のどこに魅力を感じましたか?
  • 今までの人生で価値観が変わったエピソードを教えて下さい
  • 大学・大学院で履修した授業のうち, 御社の業務で役に立ちそうな科目は何だと思いますか?

感想(ポエム)

とりあえず就活, 辛かったです. 選考を受けてみた感じ, 技術力に関しては受けた企業の基準を満たしており, 面接の非技術的な質問で答えた内容で落とされまくっていました. そのため, 上で書いた質問には一通りしっかりと答えられるように対策をしておくべきだと思います.

次に, よく議論になりがちな競プロが就活にどのくらい役に立つのか問題ですが, 選考を受けた感じ, アルゴリズム力の面よりも自発的に行動を起こす能力だったり継続的に勉強をする能力を高く評価してくださっている印象でした. そのため, アルゴリズム強者を探している会社以外を受けるのであれば緑色でも技術力面では問題なくかなり高く評価をしてくれるため, 面接対策や作品制作を頑張ってエピソードづくりをするとレートを上げるよりも効果が高いと思います. ただ, あくまで個人的見解にすぎないため実際のところどうなのかはわからないです.

最後に, 卒業がんばります. あと僕のこと落とした某社の人たちにこいつ落とさなきゃよかったって後悔させたいです.